もう小さいアパートだから、備え付けの台所にロースターがなくて、焼き魚らしい焼き魚がたべられません。フライパンで焼くのは気分が出ないのです。網で焼きたいではありませんか焼き魚は。などとワガママを言っておりますが、それにもわけがあるのです。またのちほど。
ちなみに、わがアパートの台所には、電熱器しかありません。IHのクッキングヒーターではありません。むかしながらの電熱器です。熱いお湯は出るので、お湯を沸かすとか、かんたんな煮炊きぐらいならできるのですが、ちょっと不満です。
うちのアパートは2棟あるのですが、借りるときにどっちも空き部屋があるから、どっちかえらべと大家さんから言われたのです。どっちも同じだろうと思ったのですが、違いました。ひとつはガスコンロが置ける、もうひとつは押入れのうえに天袋があるのです。
そして迷ったあげく、天袋がある部屋にしたのです。角部屋というのも理由のひとつなのですが。選択はまちがいではなかったと信じています。お隣りにかわいい女子大生風のひとが引っ越してきましたし。 まあしかし、料理をつくるという点で、不満が残ります。お隣さんはいつも料理をやっているみたいで、おいしそうな匂いがしてくるのですが、よくやっているなあと感心します。しかし小生も限られたなかでやりくりするしかありません。
話はかわって、いぜんに古本屋でラッキーにも安くで買った、昭和29年の暮しの手帖があります。それをパラパラめくっていたのです。
するとこんなのが載っていたのです。
餅アミ
魚アミ
これ手軽でシンプルだし良くありませんか? 欲しくなりました正直。高いお金をだして機械を買うよりいいとおもうのです。ひとり暮らしだし、簡単なのしか作れないのですから。シャケの切り身が焼ければOKなのです。
でもこういうのはいまではきっと、お目にかかれないでしょう。
でもこういうのはいまではきっと、お目にかかれないでしょう。