タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない。

ジョン・レノンというひとは基本的に無計画なバカだった

1962年の夏。妊娠の事実を知ったジョンは、顔が青ざめたが、結婚しようとシンシアに告げる。立ち去られてもしょうがないとおもっていたシンシアは孤独から開放される。しかし、レコーディング契約したばかりの大事な時期であったため、マネージャーから待ったがかかる。


当時のマネージャー、ブライアン・エプスタインから、レコーディング契約したばかりの大事な時期であり、またジョンにはまだお父さんキャラは似合わないし早すぎる。独身である方がファンも獲得しやすい。子どもは産んでもいいから、結婚だけは先延ばしにしろと告げられる。 


しかし、ジョンは意志を曲げず、けっきょくはブライアン・エプスタインも結婚への希望のつよさを知り、自分も力になることを約束する。結婚にかんするいろんな細かい手続きもブライアンは全部やってくれ、全面的にバックアップする。


というふうに書くと、すごいいい話のようにおもえますが、後々のことをおもえば、ジョン・レノンは無鉄砲というか、無計画というか。悪意のないバカといえばいいのでしょうか。そこがまたジョンの魅力だったりもするのですが。 


ラジオでは触れられていませんが、このジョンとブライアンの関係もまたちょっと複雑で、実はブライアンは同性愛者で、ジョンに想いを寄せていたわけです。 それなのに、最初はビジネスのためにジョンを説得しようとしたのにもかかわらず、最後はジョンのために協力するのでした。


ブライアンはのちにビージーズが成功するきっかけをつくったひとでもあり、32歳で亡くなるまでに音楽界に多大なる影響を残しました。