KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

売名呼ばわりする前に気をつけたいこと




インターネットというのは、じぶんの意見を表明するのに大きな力を発するのはいうまでもありません。だからこそ不特定多数のひとの目にぐうぜんふれることもあるわけです。発信するもの・受信するものとおたがいに知らないということも往々にしてあります。


またもうひとつ、発信するほうの側が有名人ということももちろんあります。ホリエモンこと堀江貴文さんなどは、インターネットにふれるひとはおろか、テレビにもそうとうでているひとでしたから、知っているひとは相当な数だと考えられます。


そういうひとにたいして批判的なことを書いたとき、売名行為をしているとおもってしまうこともあるかとおもわれます。また批判的なことを書いたひとにたいして、あんたなんて知らないといってしまうことで、格下あつかいにして悦に入るひとも中にはいるとかんがえられます。


そこで気をつけないといけないのは、じぶんが格下あつかいをした人が、実は知るひとぞ知る存在であることもあるのだということです。たしかにホリエモンより知名度はないかもしれないけど、一概には知らないでかたづけられないひとというのも存在するのであります。


そして知名度をあげたいというよりは、ホリエモンみたいなひとは影響力があるからこそ、問題提起するということもあるのです。 だからこそ簡単に売名と決めつけたらいけないよということなのです。そのひとを知らないということがじつは恥ずかしいケースもあるのです。


なので、売名と決めつけるまえに、一回その人がどういうひとなのか調べておくほうがいいとおもうのです。今回の例でいうと、山本一郎さんはウィキペディアにも掲載されていますので。みてみると、ああけっこう本を書いているひとなんだなとかわかりますから。気をつけておきたいところです。