KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

Twitterで炎上したところで広瀬すずにとっては痛くもかゆくもないぞ

女優・広瀬すず(17)が、人気コミック原作の映画『ちはやふる』(2016年3月と4月に連続公開)で初主演を務めることが、6月23日に明らかになった。しかし広瀬と言えば最近、バラエティ番組での“失言”が相次いで取り沙汰されたばかり。そのためネットでは「あんなに炎上してたのによく出演できるね」と厳しい視線が送られている。

http://news.livedoor.com/article/detail/10268936/ 



「あんなに炎上してたのによく出演できるね」
っていうけどさ。Twitterの炎上ごときで前から決まっている映画の出演を止められるほど、そんなにネットユーザーたちの声って影響ねえぞと率直にかんじるのである。だってそうだろう。


映画の主演を決めるのは、えらいおっさんたちなのであって、そのおっさんたちにとっては、Twitterの炎上なんて、知ったこっちゃないのだから。 やはりネットニュースの記者は、そこのところを読み違えている。


それどころか、一般のひとだってその多くが、広瀬すずが炎上した事実を知らない。まだまだテレビなんかとくらべると、スキャンダルを形成するだけの説得力が、ネットニュースにはないのである。まあしかたがないことであるが。



”炎上”ってインパクトがあるけど、鎮火してしまうとすぐ忘れられてしまうのだな。ちなみに小生も記事が2回ほど某巨大掲示板の芸能ニュース板に掲載されてちょっとした炎上案件になったことがあった。しかし、その元ネタのニュースをみなさんはどれだけ覚えているだろうか。


ちなみにそのニュースとは、

スキマスイッチが秋田の料亭をライブで話題にしてネットで炎上した話」
と、
「乃木坂48松村沙友理の不倫疑惑の話」

なのだけれども、もうみなさんの記憶の彼方に消え去っているだろう。というか、そんなの初耳っていうひともいるにちがいない。 


そんなもんだって。炎上なんて。