木村拓哉 プレミアムボックス! (2011/09/30) 木村 拓哉 商品詳細を見る |
木村拓哉主演ドラマのTBS「安堂ロイド」が第4話にして視聴率10.4%というのがちょっとした話題になっている。
ところで木村拓哉を批判する決まり文句の定番に、
「キムタクは何を演じてもキムタク」
というのがある。
今回も週刊現代に書いてあった。
「安堂ロイド」でキムタクは、人とアンドロイドを演じ分けているのにもかかわらずだ。
まあそれでも「キムタクは何を演じてもキムタク」というのなら裏を返せば観ている人に木村拓哉というインパクトを強く与えているという事なのだろう。
アラン・ドロンは、「俳優には2種類ある」と言っていた。
「俳優学校で学んだ演技を披露するのがコメディアンで、個性の強い人間がたまたま俳優という仕事を選んだのがアクターだ」としたうえで、「自分はアクターなのだ」と。
そういう意味でキムタクも”アクター”なのだろう。
でんでんという俳優さんがいる。
あの人もアクターだ。
演技はうまくないのかもしれないけど、彼の持ち味でインパクトを与える演技をする。
ちなみに私は平気で、
「そんなに言うならお前がやってみろ」
みたいな事を言う。
するとそれに対して、
「ラーメン屋の店主がラーメンまずい言われてじゃあお前作れやって言うかバカか!」
と言う人がいる。
これも定番だ。
だが私はラーメン屋という立ち位置ではない(プロの俳優ではない)。
その上で、演技もラーメンも文字だけで良し悪しを語れるもんじゃないと考えるから体で表してみてくれと言うのだ。
そこんとこよろしく哀愁。
最後になるが、視聴率を盾に批判している人がかなり多い。
大体視聴率だけで実際に評価を下していいのは番組スポンサーだけじゃないだろうか。
視聴率って録画して観る人はカウントされてないから。
スポンサー会社はCMを観てもらわないといけないから視聴率大事だけどさ。
特に雑誌やニュースサイトが視聴率が低いとテレビ番組をこき下ろすのは、同じメディアとして視聴率に相当する尺度が無いのだしアンフェアだと私は思っている。
だがキムタク氏もメディアから一般人まで批判されているならまだまだ大丈夫だ。
同情されるようになったらそれこそヤバいから。