KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

肉食マッチョ男の挑発をいかにかわすか

右の頬をぶたれて左の頬を出すとここぞとばかりに殴ってくる。

ちなみに写真の彼は瀬戸一樹君といってゲイのお笑い芸人である。
アウトデラックスという番組に出ていて、こないだの放送で、ゲイをカミングアウトすれば売れると考えていたある芸人に、今まさに「甘い」と言っている場面である。
彼は、日本社会がゲイに対する偏見はいまだに強くある事を訴えかけていた。
まさしくそのとおりであろう。
ただ私が思うに、「ゲイ側」の人も特に女性に対し排他的ではあるなと思っている。
ミクシィを見るとプロフィールにあからさまに女性とは関わりすら持ちたくないと表明している人は結構多いように感じる。
互いが排他的になる事について、どっちが鶏か卵かの話にするともちろん「ゲイ側」の人が卵なのだろうが。
ただゲイを差別する人間といえば女性だけでなく、「男は男らしくあれ」と言っては憚らないマッチョ野郎も相当なものではないだろうか。
彼らは女性の前で同性を叩き己のオスを見せつけるのを生き甲斐にしているフシがあり、「草食系」を見つければ叩き、「趣味に生きる男」を見つければ叩く。男のくせにと言っては女性はすごいと言う。かなり面倒くさい人達である。
人類の半分を占める女性に排他的になるなら、こっちをロジカルに攻めた方が偏見も少なくなるのではないだろうか。
確かに事は単純ではないかもしれないが。
一番は結局のところ気にしないで我が道をいけばいいのだが。ただあまり排他的にならない様にした方がいいかも。
どうだろう。