KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

昔のゲームはエンディングが無かった



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私が中学生の頃の話。
ゲームセンターにエキサイティングアワーというプロレスゲームがありました。

個性的な5人の敵と戦いチャンピョンベルトを獲得するこのゲームに夢中だったのです。
当時中学生ですからお金なんてそんなに持っていません。
100円玉一枚持って50円のゲームでしたから2回が限度です。
しかしある時、こうすれば負けないという永久パターンを編み出したのです。
5人破ってチャンピョンベルトを獲得してもゲームは続きます。
その後も5人の敵が代わる代わる現れ襲いかかってくるのでした。
私は倒し続けました。
そして98連勝したのです。
60連勝あたりである考えが私の頭をよぎりました。

”99th GAME”

の次はどんな展開が待っているのだろう。
ゲームの画面だとどう見ても3桁の表示があるように見えなかったので、もしかしたら新しい展開が待っているのではないかと私は考えたのです。
もしかしたら絶対勝てない強さで襲いかかってくるのではないかとか、5人以外の新たな大ボスキャラが現れるのではないかとか。
そして驚愕の展開が!



”X0th GAME”

という表示になっただけでした。
心が折れました。
昔のゲームにはエンディングないんですね。
延々とやり続けるしかないんですね。

犯人はヤス

それじゃ失敬。


うわ。
これマジ欲しい!
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