KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

追憶のロッテオリオンズ



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プロ野球はどこのファンかと問われるならば、千葉ロッテマリーンズと答える。
千葉県出身なもので、やはりおらが町のチームを応援するのであった。
ロッテが千葉に来る前は贔屓のチームというのはなくて、アンチ巨人パリーグ好きだった。
私が子どものころ、千葉市埋立地に棲む子どもたちは巨人の野球帽をかぶっている子が多かった。
ひねくれものの私は、あえて誰もかぶっていなかった南海ホークスの帽子を、ただ緑色でかっこいいっていうだけで親にねだって買ってもらいかぶっていた。
ちなみに隣に住んでいた高橋君は近鉄の帽子をかぶっていた。
つまり市営高浜第一団地6棟の向かい合わせ403号と404号には千葉には珍しいひねくれものの子どもが2人住んでいたということになる。
当時、ロッテオリオンズは川崎に本拠地を置いていた。
その前は本拠地を置かずジプシー球団と言われていたとか。

現在、千葉に本拠地を置いているロッテだが、NHKの野球中継を見ていて腹が立つことがある。
ロッテがビジターの時、例えば札幌の日本ハム戦や福岡のソフトバンク戦では明らかにあちらのチームびいきの実況と解説なのに、ホームの千葉で中継する時は中立的なのだ。
これは地元民として腹が立つ。
絶対に千葉ってNHKに冷遇されている。
受信料は札幌も福岡も千葉も同じなのになんなんだこれは。
NHKですらこうなのだから民放は言わずもがなである。

子どものころ、土曜日のデーゲームでロッテ戦の中継をよく観た。
同じ神奈川には大洋ホエールズがいて、横浜スタジアムはマリンブルーの鮮やかな球場だった。
それに比べて川崎球場の地味なこと。
なんかくすんでいた。
バックネットの下の広告”マスプロアンテナ”の字までくすんでいる様に見えた。
どうかすると外野席で流しソーメンをやっている人もくすんでいた。
あのころがとても懐かしい。



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(2013/10/19)
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