KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

サッカーを愛する皆さん、ご機嫌いかがでしょうか?



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今年は開局50周年ということで、たびたびテレビ東京の歴史をふり返る番組が放送されている。
東京12チャンネルと名乗っていた頃から、他局がやらないようなニッチな番組つくりが評価されているが、やはりサッカーに貢献したことは特筆するべきである。
三菱ダイヤモンドサッカーという番組があった。
前述した局の歴史をふり返る番組でも登場したのだが、世界の様々な国のサッカーを放送する30分番組で、試合前半ダイジェストで放送し、次の週に後半のダイジェストをやっていたと自虐的にテレビ東京は笑い話にしていた。
しかし、今ではNHKのBSで毎日のように放送されている世界のサッカーだが、BS放送が始まる1984年より前は、ダイヤモンドサッカーぐらいしか、世界のサッカーを観られる番組はなかったのだ。
それぐらいサッカーというのはローカルな存在であったのだ。
ワールドカップを全試合、1年かけて放送していたりした。
当時日本はワールドカップに出たこともなく異世界のできごとの様であったが、それでもテレビ東京は前半後半と2週に分けて一試合一試合地道に放送し続けたのであった。
もはや試合結果のリアルタイム性なんてどうでもよかった。
マラドーナフリットなど世界の名選手のプレーが観られればそれで当時のサッカー少年は満足だったのだ。
アニメ「キャプテン翼」を放送するなど、テレビ東京団塊ジュニアの少年のサッカー熱を燃やすため、多大なる貢献をしたのであった。

それじゃ失敬。
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(2008/11)
石光 勝

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