KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

【タモリ倶楽部】埼玉遠出ツアー その2 巨大古墳と一緒に自撮り写真に挑戦!

埼玉県の行田市に「さきたま古墳群」という古墳地帯がある。行田というところはつくづく不思議なところだ。いまや絶滅状態といわれるオートレストランがあったり、名前を聞いただけではなんのフライかもわからないゼリーフライなるものがある。


これだけ大きな古墳地帯が存在するということも含めてなにか他の関東の街とは違う。そんなところが今回の舞台となっている。大きな古墳をバックに大きな自撮り棒で撮影する。くだらないけれども壮大な試みである。


まあしかし古墳のスケールを物語るかのように、巨大自撮り棒では歯がたたない。自撮り棒にも限界というものがある。ただただアンガールズ田中という稀有な存在感を持つヒトが苦しみながら巨大自撮り棒で集合写真を撮るという絵面がほのぼのする企画である。


相方の山根の髪が短くなり「変なヒト」というカテゴリーから外れてしまって、どことなくアーティストっぽいスマートな容貌になってしまった今、アンガールズの「変」というものを一手に引き受けているのが田中というヒトなのである。


だがやはりうまくは撮影できないので大きな凧で撮影することになるのだが。この日はあいにく風がない。そうなったらそうなったでその日のうちになんとかしてしまうタモリ倶楽部。 とりあえず撮影にチャレンジ。


結果は失敗ではない。失敗ではないけれど、大成功と言えるかというとそうでもない。少成功に手が届くかなぐらいの感じ。それゆえになにか中途半端。けれどもそこがたまらない。それがタモリ倶楽部なのである。