KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

くわばたりえに見る女性特有のずる賢さ

2016年3月15日放送の「バイキング」(フジテレビ系)では、女性誌「VERY」4月号のセックスレス特集を取り上げた。誌面では、レスを解消した女性読者の声として「好きなアーティストを想像したら意外にも盛り上がれた」というエピソードが紹介されていた。
そこで、スタジオでは「夫婦の営み中、他の男性を想像する妻は許せる?」とのアンケートを実施。9人中5人が「許せない」、4人が「許せる」の札をあげた。
「許せる」派のくわばたさんは、女性の立場の意見だと前置きした上で「想像せなあかんようにもっていった男のほうが悪いんちゃう?って思いますけど」とコメントした。
男性陣は聞き捨てならなかったようで、「許せる」派の小籔千豊さん(42)は「おいおいおい!待てよメガネこら!」と食らいつき、「許せない派」の坂上忍さん(48)も冷静な声で「ちょっと待ってよ!それはあまりにも、じゃないの?」と反論。しばし騒然となった。

妻がセックス中に他の男性想像するのは「夫のせい」? くわばたりえの主張が大激論に発展 
 このくわばたりえ発言自体は、以前に自身のブログで炎上したのに味をしめて、ワザと炎上発言してみました的な、アメーバブロガー芸能人の典型的作為というのが、個人的感想だ。公共の電波もそういう段階に突入したのである。

 行為の最中に他人を想像するニンゲンというのは、行為そのものがヘタなのだ。相手を楽しませようとしないどころか、自分も楽しもうとしていない。マンネリを感じてしまうほど、行為がヘタな女ということなのだ。上から目線で語っているつもりが、そういうのを露呈してしまったのである。 

 なんて言っている本人も行為の回数はふつう一般より少ないのであるが。40代の独身男なんてそんなものだ。ただ行為の最中の集中力はすごいと自負している。一心不乱だ。って何を言っているのだろう。
 
くわばたさんは小藪さんの怒涛の反論をすぐに理解できず、「追いつけてない...」とポツリ。出演者陣から笑いが起きたところで激論は収束した。
 ひとつ記事中で気になったところがある。こういう発言をしておきながら、不倫騒動の川谷絵音に嫌悪感を示したことをツッコまれての発言なのだが、こういうところが彼女もなかなかずる賢いと感じた。矛盾を認めずに、わからないと返すのは、一番自分のプライドを傷つけないうまいやり方だからだ。

 これが男性だと、単なるマヌケだと一般のヒトからは思われてしまうが、女性の場合はこれが許される。女性特有のうまい逃げ方だと言えるだろう。そういう偏りが男女間には存在する。