タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない。

早すぎるよ小山田いく先生

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すくらっぷ・ブック」などの作品で知られる漫画家の小山田いくさんが亡くなっていたことが明らかとなった。
小山田さんは、1980年に「12月の唯」で漫画家デビュー。同年、出身地の長野県小諸市を舞台とした青春コメディー「すくらっぷ・ブック」(全11巻)を週刊少年チャンピオン秋田書店)で連載開始する。同作は人気を博し、2006年には本人選書で復刊ドットコムより復刊されている。

 漫画家・小山田いくさん亡くなる 代表作に出身地・長野県小諸市を舞台にした「すくらっぷ・ブック」など

 まだ59歳だったのか。好きだったとはいえ、あまり漫画家の先生の年齢って意識したことなかったから、その年齢に驚いている。すくらっぷ・ブックも次作のぶるうピーターも全巻持っていたというのに。すくらっぷ・ブックの世界観が大好きだった。

  すくらっぷ・ブックという作品は、長野が舞台になっていて、先生が描く安曇野の山の風景に憧れた。当時は千葉市の埋め立て地に住んでいたということもあって、山というものに大きな憧憬を持っていたのだ。

  すくらっぷ・ブックを読み始めたのは、小学校高学年のときにいちばん仲がよかった渡部君という友達に貸してもらったのがきっかけであった。それでハマってからというもの、少ないお小遣いをやりくりして古本屋で全巻そろえた。だから小山田先生にとっては、はた迷惑なファンであるけれども。

 中学校が舞台で、淡い恋や友情のシーンが描かれていて、きっと中学校に上がれば楽しい学園生活が待っているに違いないだろうと期待に胸をふくらませたものであった。現実はそう甘くはなかったけれども、読んだ楽しい記憶はいまでも残っている。