「禅 “円”が語る美とこころ」


国宝「秋冬山水図」(雪舟筆)や「達磨像(だるまぞう)」(白隠筆)など禅宗美術の傑作200点が京都に大集合!作品に込められたメッセージを読み解き、魅力に迫る。 国宝「秋冬山水図」(雪舟筆)や「達磨像(だるまぞう)」(白隠筆)など、禅宗美術の傑作200点が、この春、京都国立博物館に大集合。秘蔵されてきた寺の至宝や、テレビ初公開の新発見の“謎の禅画”も登場。一つ一つの作品に込められたメッセージを読み解き、ジョン・レノンをはじめ多くのアーティストたちも影響を受けたといわれる禅宗美術の魅力に迫る。井浦新が、京都の古刹・天龍寺の極上の庭で、座禅に挑戦!



 


 白隠の作品は1万枚とも数万枚あるともいわれる「達磨像」は巨大さ、迫力まさに白隠の代表作


 


15歳で出家。仏の道へ。30代初めまで諸国を行脚。修行に没頭。(その際に病になる。「心火逆上(今でいううつ病)」)42歳のときに法華経の真理に契当した。自分の悟りのために修行を続けてきたが、社会のすべての人に禅の教えが伝わるか、そして幸せになるかそういう活動をはじめた。


”修行は自分のためではなく苦しむ人々のために”


 


”(40代の達磨は)リアルに描こうとしている。(80代の達磨は)見た人が(イメージを)補てんしてくれればいいという描き方”


”誰でも心の中に仏がいる。それを見つければ苦しみから解放される”


 


天龍寺
足利将軍家ゆかりの禅寺。京都五山の第一位とされてきた。天龍寺南北朝の争乱に敗れ世を去った後醍醐天皇の菩提を弔うため、かつて恩義を受けながらも敵となってしまった足利尊氏が建てた。美しい庭園は禅の心をそっと語りかけてくる。


 


「禅寺の修行の中心 坐禅」
修行僧たちは、この静謐(せいひつ)な空気のなかで自らの内面を見つめる。


 


「円相」
禅の僧侶が本来目指すべきか。それを象徴するのが円相の中の達磨。丸というのが禅宗にとって大きな意味がある。究極的な真理を丸で表す。心とはなんぞやという追求。そういう大きなものがあるんだよと気づかせる。


 


”世界中いろいろな宗教・哲学・人種がある 人はみなこの中につながっている”


”時代は変わっても禅宗美術は問いかけ続けてくれている”