前衛アングラ芸人・きぐるいツネちゃん(明智半平太)のブログ「昭和50年代少年のKOTOBASM」

僕たちが生きてきた証のことば。それはイズムそのものである。

おまえらやってることが”アレ”といっしょだな【豊田商事事件】

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 仮想通貨という”しくみ”がある。いわゆる法定通貨に対して、特定の国家による価値の保証を持たない通貨のことだ。これに投資するだけで、働かずして、莫大な利益を得ることができる、”こともある”。

  ちかごろでは、この仮装通貨なるものを宣伝して、アフィリエイト収入を得ようとする有名ブロガーもいたりして、なかなかのカオスな展開をみせている。”無知な情報弱者ニンゲン”にしてみたら、まさかこのようなハナシに乗るヒトなどいないだろうと思うのだが。


 それがけっこういるらしいのだ。そういうヒトが、このような動画をつくるヤツに欲望むき出しで乗っかってしまうから、”だまされる方にも問題がある”となって、自己責任論が跋扈し、また雨後のタケノコのように、罪悪感をもたない詐欺まがいの輩がでてくる。

 こういうなけなしの法定通貨を、仮想通貨に変えてハイリスクを抱えるヒトたちをみると、昭和にあったあの事件を思い出す。豊田商事の巨大詐欺事件である。ようは「純金ファミリー証券」という預かり証が仮想通貨に変わったというだけで、実体がないのはどちらも一緒だ。



 豊田商事の長野一男会長がその後どうなったかは、いうまでもないが、最期の瞬間をリアルタイムにテレビで子どものころ観てしまった。「子どもには見せないでください」とか言っていたが、近くに誰も止めてくれる大人はいなかったので、一部始終を観た。

 もうあれから30年以上経つ。楽して儲けようとすることの多くは結局、ダマすかダマされるかのせめぎ合いなのだ。そういまでも想う。誰かを踏み台にすることへの罪悪感を消去しなければ、やってはいられない。

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、僕は君の傍にいる。