売り物になるうちは売り物になればいい
24時間テレビが今年もやってきた。そして去っていった。小生が嫌いなタイプのにんげんに、公に「障害者を売り物にして」と言ってしまうひとというのがある。そんなものべつにいいじゃないかとおもうわけだ。
だいたいそういうひとに出会うのは、インターネット上であり、文面でしかそういうひとのかんがえることをかいまみることしかできない。だからよけいうすっぺらくみえてしまうのだ。 文字だけで常識人ぶってるんじゃないよというはなしだ。
こんかいの林家こん平師匠の笑点登場にも、批判がインターネット上であったわけだが、小生からいわせると、病はそれぞれ違えど、にんげんの老いなんてそういうものなのだから、直視すればいいじゃんとおもうのだ。
放送事故でもなんでもない。テレビカメラの前で、右手がマヒして、言葉がうまく出てこないひとが映ったというだけのことなのだ。老いて病にかかったらそういうふうになるひともいる。ひじょうにシンプルなことなのである。
本人が出たくないのに引っ張りだされたというのなら問題だが、本人が望んで出てきたのであれば、売り物になっていることをすんなり受けとめればいい。迷惑かけているわけでもなし。良識なんてそんなところで発揮する必要はないのである。