2014年の「今年の漢字」には「税」が選ばれた。今年4月から消費税率が17年ぶりに引き上げられたこと、10%の引き上げが議論されたこと主な理由。2位以下は「熱」、「嘘」などの漢字が続いた。
発表しよう。
明智半平太版・今年の漢字は・・・
「晒」
包丁一本晒に巻いて~の晒ではない。
人目にふれる、「晒」すの方ね。
曝すという言葉もあるけど、晒すのほうがまろやかなのでこっちにしておきたい。
ことしはいろんな記者会見があった。
そしていろんな人物が晒し者になった。
代表的な人を挙げてみよう。
「佐村河内守」
恥ずかしながらこの人のことはよく知らなくて、最初になまえを聞いたときはお侍さんかと思っていたぐらいだ。
ゴーストライターを使うのが悪いわけじゃない。
怒っていた人は、私の「かわいそう」を返せ!&自分のあまりのマヌケっぷりに対する自己嫌悪の気持ちをどうしてくれる!という感じだったのではないか。
「小保方晴子」
STAP細胞に期待している人がたくさんいただろうし、茶化しちゃいけないのはわかる。
でもこうなったら茶化すしかないのだ。
「STAP細胞はありまぁす」
このひとことでなんとなく、「あ。ダメだこりゃ。」という結論になった。
「片山祐輔」
顔から、尾行している警官に真犯人を装うメールを送ったスマートフォンを埋める姿を目撃されるというオチまですべてが芸人のこちらが負けたと痛感したすごい奴。
自己顕示欲が旺盛で、それを演出する技には長けていた。
ホームランを打ったときにいかに観客に応えながらダイヤモンドを一周するのかはうまいのだが、ただホームランそのものが打てなかった。
「野々村竜太郎」
「この日本・・・世の中を変えたい」
そういう想いがあっても、私利私欲に駆られた自分自身のを変えるのはむずかしいんだな。
あの会見はみんなのいじめスイッチをONにさせた。
その後のマスコミの疑惑に対する追求っぷりはすごかったもんな。
ちなみに野々村さん県議会の事務局に活動費1834万円を返したんだけど、さらに事務局は遅延利息分89万円の返還を求める泣きっ面に蜂対応というオチもついた。
他にもあったけど、この4人でおなかいっぱいになってきたので割愛。
もちろん4人ともそれぞれ迷惑はかけたけど、迷惑をこうむってない人も多数いたわけで、その人たちのドSっぷりも目についた。
まさに晒し首状態だった。
来年はいい年でありますように・・・
と言いたいところだが、まだ今年も十数日残っている。
まだ逸材が出てくるんじゃないか。
胸さわぎがとまらない。