KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

道端アンジェリカの「週1ベビーシッター」発言って母親失格?

PAK86_naicyaumon20130320500-thumb-600x900-4331
もし結婚して子供ができたとしても、夫婦で外出(デート)する時には、「絶対ベビーシッターさん」、「子供も大切だけど夫婦が男女でいることが一番大事」、「男と女に戻ってデートしたい」「1週間に1回は預けちゃう」と語ったもの。

この発言についてネットには、批判的意見がいくつか投稿されていました。 「母親失格」「旦那との時間を優先するとかクズ」「子供を預けてまで遊ぶなんて非常識」「考えが外国人日本では叩かれる」など。

http://news.livedoor.com/article/detail/9929542/ 

さもネットの意見は世論、みたいな書き方がされるけれども、ちょっとそれは違うと考えます。こういった発言をしたのが芸能人ということもあって、ことの善悪以前に、まず批判ありきで投稿する人がいるのではないでしょうか。

そもそも善悪でいちがいに語れないテーマであり、ライフスタイルも人それぞれです。そこは尊重されてしかるべきで、いちいち批判することじたいがどうなのかと思うのですが、いまだにテレビの影響力は大きいということなのかもしれません。

スザンヌさんの離婚問題で、産後クライシスということばが話題になっています。親という立場はいちばん大事としながらも、そうやって妻と夫であるという時間をつくることによって、家族のありかたを共有できるはずなのです。

これはいい問題提起ではないでしょうか。 小生もベビーシッターという存在がもっとあたりまえになっていいと思います。いまはあたりまえになっていないから、粗悪な個人経営のベビーシッターとかいますけれども。ちゃんと制度がつくられれば、粗悪なサービスをするベビーシッターも減るのではないでしょうか。

「考え方が外国人」というのは違うと思います。社会情勢にあわせて、うまく対応するのが、本来の日本人なのです。そうして近現代の日本人というのは、難を克服してきたのですから。もちろん一部の日本人で、偏屈な上下関係をたてに、抑圧するひとも見受けられますが。

そういう考え方こそがクズであり、常識ではないということを、もっと主張すべきだと思うのです。多様な意見があっていいのであります。それを吟味して、あたらしいやりかたを模索していけばいいのです。