安全保障関連法案をめぐる学生らの反対集会について、自民党の武藤貴也衆院議員(滋賀4区)が「戦争に行きたくないという考えは極端な利己的考え」と自身のツイッターに書き込んでいたことが3日、分かった。自発的に戦争に行く姿勢を求めたとも受け止められる表現で、ネット上で反論が相次ぎ、野党も批判を始めた。
「戦争行きたくないは利己的」 自民・武藤氏ツイート炎上
SEALDsという学生集団が自由と民主主義のために行動すると言って、国会前でマイクを持ち演説をしてるが、彼ら彼女らの主張は「だって戦争に行きたくないじゃん」という自分中心、極端な利己的考えに基づく。利己的個人主義がここまで蔓延したのは戦後教育のせいだろうと思うが、非常に残念だ。
— 武藤貴也 (@takaya_mutou) 2015, 7月 30
小生は元自衛官だから、やはり戦争にはいきたくない。自衛隊の訓練にいい思い出なんてなかったし。もちろん目の前に、じぶんの愛するひとたちを殺害しようとするにんげんがあらわれたら、武器をとって攻撃するだろう。おそらく殺してしまうにちがいない。
でもなるべくそうならないようにしておきたいというのは、にんげんがもってしかるべき感情なのだ。これは利己的というより、他己的である。 おおくのひとはみんな、どんな国であろうが、宗教であろうがひとなんて殺したくない。
そのためには、なるべくなら戦争にならない方法をかんがえる。 小生は1月のイスラム国による邦人殺害、それ以前に香田証生さんが殺害されたときから、イスラム教徒にたいしていい感情はもっていない。ぜったいに許さない。
けれどもじゃあイスラム教徒を殺すほどかというとそんなことはない。罪を憎んで人を憎まずじゃないけれども、もし殺してしまったとしても、仕返しをしただけだと割り切ることはできない。根本には人を殺したくないというおもいがあるからである。 戦後教育のせいではない。
武藤貴也議員というひとは、じぶんは戦争にいかせる側という考えしかないのであろう。だから戦争にいく側がどんなおもいを持っているか想像もつかない。ただ戦争にいかせる側のじぶんに逆らっているぐらいにしかおもっていないのだ。そうかんじる。