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頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

ごはんと牛乳を同時に摂取する人はいない。牛乳は最後のお楽しみに飲むものだ。



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学校給食:試験的に牛乳中止 「米飯に合わぬ」 新潟
毎日新聞 2014年04月17日

新潟県三条市教育委員会は今年12月から4カ月間、試行的に全ての小中学校(30校)で牛乳の提供を中止することを決めた。同市によると、保護者や栄養士らから「米飯給食に牛乳は合わない」という声が相次いだことに加え、4月の消費増税によって食材コストが増えたため。同市教委は、提供中止の結果を踏まえて、来年度以降の提供を続けるかどうかを判断する考えだ。【山本愛

 学校での牛乳の提供を巡る議論は「一汁三菜の日本古来の正しい食生活を身につけてほしい」と、同市の小中学校が2008年度にパンや麺類を出さない完全米飯給食に移行したことが発端だ。同市によると、この時から保護者らから、和食と牛乳のミスマッチを訴える声があった。このため同市は、完全米飯給食に移行する前の07年冬、約1週間にわたって給食とは別の時間での牛乳提供を試みたが、学校側から「休み時間など給食時以外でやってみたが、大変だった」と否定的な意見が多く、断念した。

 だが、それ以降も「和食文化が多様化している中、給食だけでも和食の基本を教える必要がある。和食に牛乳は合わない」という声が地元の栄養士や市職員からも相次いでいた。こうした声を受けて今年2月、給食の方向性や予算などを決める同市教委の審議会が試験的に提供を中止することを決定した。栄養不足を懸念する声に対して市教委は、代替としてカルシウムを補うふりかけやおかずを提供するとしている。

 消費増税も影響した。国定勇人市長は「消費増税も牛乳の提供を見直す機会になった」と話す。同市によると、同市の給食費は牛乳(1本約50円)を含めて1食当たり小学校で約250円、中学校で約300円。消費増税でいずれも約10円値上げせざるをえないところだが、4カ月間、牛乳の提供をやめることで約2600万円の余剰金が生まれるといい、同市はこれを代替食品の提供や増税による食費高騰分に充て、給食費は据え置く考えだ。

 実際、児童らはどう考えているのか、給食の様子を取材した。三条小学校6年の砂長大成君(11)は「ご飯に牛乳は合わない。いつも最後に牛乳が残ってしまう。牛乳の代わりに、家から水やお茶を持参する方法もあるのでは」と、提供中止に賛成する。



私も歳をとったということなのか。
私にとって牛乳は高級品なのだ。
家族の多い私には、パック入りの牛乳を飲むのはハードルが高かった。
だからこそ給食は大手を振って牛乳が飲める絶好の機会であった。

ご飯に合わないと言っても、一緒に口に入れたりはしないだろう。
ひととおり食べ終えて最後に飲めばいい。
お茶を持参したとして、それで食べ物を流し込むのではかえってよくない。
よく噛むことをしなくなるのではないか。
そういう懸念がある。

まあ米どころの新潟だし、記事に牛乳擁護派の意見は載せないところを見ると、牛乳排除は絶対正義になっているということなのだろう。
牛乳を無くして、新たな給食の楽しみを創ることができるのか。
パンや麺類を出さないということは、あげパンもソフトめんも無いということか。

言っちゃ悪いが大人の押しつけがましい、つまらない給食だな。

それじゃ失敬。
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(2010/10/15)
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