さきほどフジテレビの「ホンマでっかテレビ」でやっていたのだが、素手でじかに握るおにぎりは菌が繁殖してよろしくないのだとか。そんなこといまさら言われても、そういうおにぎりを食べてきたしなあという感じである。
最近では学校でもラップでくるんで握るおにぎりでないとダメらしい。そんなもの余計なお世話である。ますます子どもに免疫力がつかなくなるではないか。素手で握ったおにぎりがダメだというなら、キャラ弁のほうがよっぽど汚ならしいだろうに。
だいたいうちらの世代で素手で握ったおにぎりを食べて腹を壊したっていうヒトがいるだろうか。評論家は昔のヒトは拾ったもんを食べていたから平気なんだと言っていたが、だったらなおさら子どもにはおにぎりなんて素手で握ったものを食べさせてあげればいいのだ。
あと番組では触れられなかったが、やはり昔より梅干しを食べなくなったというのはあるかもしれない。コンビニのおにぎりなんていつも新作が出て選択肢の幅が増えているのでどうしても梅干しが敬遠される。だが梅干しは殺菌作用があるので、ぜひ家庭のおにぎりは梅干しを採り入れるべきである。
しかししっとり海苔の方にも弱点はある。おにぎりを握ったらラップに包むわけだが、お昼になって食べるころにはラップに海苔がひっつくわけだ。まあラップにひっついた海苔をなるべくきれいにはがしてまたつけるのも楽しいものではあるのだが。