KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

ヘラクレスのあそこ

 フランスのアルカションというところの公園に、ヘラクレスの像があるのだとか。ヘラクレスというのはギリシャ神話の英雄で、半神半人の英雄の中では最大の存在。そんなアルカションの公園の像のある個所が切り取られて盗難に遭ったという。
盗まれた息子スティックはどこに消えたのか?市当局によると、切り取られた息子スティックはフリーマーケットなどで売られていたことが判明、市はそれを17ユーロ(約2100円)で買い戻したそうです。

フランスのヘラクレス像の息子スティックが何度も盗まれるという案件
c193de66

 あまりにも盗まれるものだから、こうして普段はペニッシーが喪失した状態になっている。なにかイベントがあるときにつけられるそうだ。そしてよくみるとどうやらねじ込み式になっているようだ。石像にこういう文明的な機能があるというのは、なんとも味気ない。

 しかし2100円か。切り取る手間を考えたら安い。フランス人たるもの自分たちが盗難したことで、こうして無粋な姿になってしまったことに深く反省してもらいたいものだ。これでは一夜に50人の女性を相手したヘラクレスもかたなしである。 

 ちなみにこのニュースは東京MXのバラ色ダンディで知ったのだが、司会の長谷川大先生がこのニュースについてどう思われますかとコメンテーターで過去に取り外してそのまんまのカルーセル麻紀に聞いていた。だからどうしたと言われればどうもしないのだが。