散々な叩かれようである。なにがって大河ドラマのことである。今年は”いだてん〜東京オリムピック噺〜”で、いつもの戦国時代や幕末とは違って、明治後期から昭和までが舞台となっているのだが、ネットのニュースをみると、第2回目にして視聴率が低調なのだとか。
クドカン起用はNHKの戦略の一環のようだが、“ザ・大河”を楽しみにしていた視聴者にとってみれば迷惑な話かもしれない。
まだ始まったばかりなので、大幅な軌道修正は検討していないようだが、このままでは、制作サイドが頭を悩ます日々は続きそうだ。
とまあまあこのような感じで、某巨大掲示板なんかも入れてしまえば、いわゆる”ネットの声”はいだてんにたいして辛辣だ。だがその根拠というのは、やはり視聴率の低さであり、内容の批判というのは”後づけ”なのである。
そもそも視聴率というのは、本来はスポンサーの宣伝効果を測るための一応の目安というだけであり、録画して視聴することが当たり前の世の中で、視聴率を一般的評価とすることには無理があるのではないか。
僕は2回観て面白いドラマであると思ったけれども、視聴率のなかには僕の意見は反映されていない。測定する機械がうちにはついていないからだ。そのような数値を盾にして、お前はふつうと違うといわれるのは、違和感をおぼえるのだ。
今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸がつづくかぎり、僕は君のそばにいる。