今回のタモリ倶楽部は「3・2・1…着火!番組特製ロケットストーブを作ろう!(2015年2月6日)」であります。
2011年に雑誌「現代農業」で紹介され、農家のあいだでひそかにブームとなっているそうです。
燃焼効率もばつぐんで、制作費用も安く、屋外作業にももってこいのストーブです。
なにがいいかって、やはり木で火をおこすというのは、人間の原点ではないですか。
男はたき火が好きなのです。
火をみんなでかこんで、なかまと楽しくおしゃべりするだけで、酒の肴になってしまうのであります。
このロケットストーブは、ホームセンターにいけば材料は揃います。一斗缶は、再利用したいところです。
けっしてアジャコングの凶器だけではないのです一斗缶は。
ロケットストーブの名前の理由ですが、
①煙突部分がロケットの噴射口に似ている。
②燃やすとロケットのような音がする。
だからだそうです。
一斗缶を2つつなげた中にはJの字の煙突が入っていて、すきまにはぎっしりとパーライトという断熱材がつまっています。焚き口に薪をいれると、上昇気流で炎が内部に引き込まれます。
そして断熱材で内部は高温になり、煙にふくまれる可燃性ガスも燃焼します(2次燃焼)。
つまり煙がほとんど出ずに効率よく熱になるわけです。薪を差し込むだけで、火が燃えつづける、すぐれものであります。
材料はフタ付きの一斗缶2缶・Jの字型の煙突・パーライトです。
上部の一斗缶のふたと底に、下部の一斗缶のふたと焚き口が入る横の部分に煙突が入る丸い穴を開けます。
穴にJの字型煙突を差し込み一斗缶をつなげてガムテープで固定します。
で、上部の一斗缶にパーラメントをぎっしり詰めこんでできあがりです。
シンプルですが、とても暖かそうです。
最後にこの週の安斎先生であります。
安斎先生は、エアコンだと空気が乾燥し信用できないので、暖房は電気ストーブを使っているそうです。
終
半平太