通信制の大学というのは、入るのは容易であるけれども、入ってからがなかなか厳しい。ロンブーの淳さんの入った慶応は特にそうだ。なんといっても慶応は私学の最高峰なのだから。
田村は8月30日、都内で開催された就活イベント『CAMP NIGHT2018~はたらくを楽しむために、いま会いたい7人~』に出席し、学生を相手に「入ってみたら、僕みたいなスケジュールが確定しない人間はなかなか単位が取りづらい。また大学受験するか、違うとことで学び直すか迷っている」とコメント。まだ入学して半年足らずだというのに、すでに単位取得を諦めたかのような発言をし、周囲を呆れさせている。
あくまで推測であるけれども、彼は慶応だったらイメージがいいからと考えていたのではなかろうか。だから通信制でも箔がつくだろうと。彼はこの前に青山学院大学の通学過程を全学部受けて不合格であったのだが、青学もおしゃれなイメージがあるし。
もし通信課程なんてどこでもいっしょだろうから、イメージがいいところにしようと考えて入学したのなら、ちょっとそれはどうかなといいたい。大学生活を続けるのは難しいであろう。通信制大学選びで大事なポイントは、
・自分の勉強したいことと合致しているか
・自分の生活に合致しているか
・自分の学力に合致しているか
この3つではないだろうか。
彼は法学を勉強したいということ(ならなぜ青学を全学部受けたのか疑問であるが)で、そういう点では法学部という選択は合っている。けれども大学は専門以外のことも勉強しなければならない。
つまり英語も履修しなければならない。学校によっては第二外国語もというところもある。理数系が苦手なのに履修しなければいけないところもある。それらを教科書を読んで独学しレポートを提出するのは大変な作業だ。
かくいう小生も英語が中学レベルにも達していないヒトなので、英語基礎という科目を履修して、スクーリングに4日間休まず出席し、講師の真ん前に座って、質問や雑談をして、顔を覚えてもらって、えこひいきで最高評価をもらったクチである。
ちなみに日大の場合は第2外国語の履修は必要ないし、理数系(これも大変苦手)も必修ではない。そういうのを入学前に調べて知っていたから、日大を選んだという事情がある。敦さんはそこの下調べを怠ったのではないだろうか。
(後編に続く)
今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸がつづくかぎり、僕は君のそばにいる。