KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

お笑い番組というものの難しさ

 というわけで、大みそかに放送された「大晦日年越しスペシャル 絶対に笑ってはいけないトレジャーハンター24時!(日本テレビ系列)」を、仕事から帰ってきて元旦に観た。もうこの年越しスペシャルも十数回やっているのだが、いまだに惰性で見続けている。

 

  最近はマンネリといわれているが、僕にいわせると、最初のころとは変わってしまって、それで面白みが薄れたという印象だ。この番組はあまりにも大きくなりすぎて、群がるヒトが多くなってしまったのだ。

 

 はじめは素人かセミプロみたいなヒト(たとえばキスおばちゃんとか)たちが多く出ていて、それでもってプロの出演者や作り手と組み合わさることによって生まれる笑いというのがあったのだけれども、最近そういう素人のヒトがめっきり出なくなった。

 

 結局は”素人をだすぐらいなら、うちの事務所のタレントを”ということで、どんどん枠が奪われていったのであろう。番組が有名になるほど、そうなっていくものなのだ。

 

 そして正月といえばもう、お笑いのネタ番組がこれでもかというぐらいにやっている。それだけの時間があるのならば、1年間均等にわけて、ネタ番組をやってくれればいいのにとすらおもうのだが。

 

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸がつづくかぎり、僕は君のそばにいる。