また24時間テレビの話で恐縮だが、この番組が登場したのはちょうど40年前の昭和53年である。日本テレビの開局が昭和28年であったので、開局25年の記念ということではじまった。
当時のニュースを観ていると、なかなか興味深い。リビアのカダフィさんが、まだ大佐と呼ばれていなかったころである。当時36歳、ブイブイいわせていた時代。まさか最期があんなことになると本人は思いもよらなかったであろう。
ヨハネ・パウロ1世が教皇になったのもこのころ。”ヨハネ・パウロ”といわれて真っ先に浮かぶのはこの後の2世の方で、この1世はこの日に教皇になってからわずか1か月で亡くなってしまったのだ。
このころの日本テレビはニュースや天気予報のオープニングがおどろおどろしく、子ども心に軽いトラウマを残したものだ。またなぜか天気予報のくもりのマークが鯨みたいだったのも印象深い。
今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸がつづくかぎり、僕は君のそばにいる。