今や岩城滉一が宇宙に飛び立とうという時代だ。
そして宇宙飛行士の若田光一さんが、日本人として初めて船長になる。
めでたい事だ。
第38次/第39次長期滞在クルーのミハイル・チューリン宇宙飛行士、リチャード・マストラキオ宇宙飛行士、若田光一宇宙飛行士の3人を乗せたソユーズ有人宇宙船(ソユーズTMA-11M)は予定通り、バイコヌール時間11月7日10時14分(日本時間13時14分)、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。
(sorae.jp)
無事に成功して本当によかった。
私は小さい頃宇宙が大好きで、親が買ってくれた図鑑を見ては、ニヤニヤワクワクしていた。
図鑑には太陽系の惑星が9つ描いてあって(その頃はまだ冥王星が「惑星」だったのだ!)、”これがわたしたちがすんでいる地球です”と解説が書かれた青い星が水星、金星の次にあるのを見て何か不思議な感覚に陥った。これが地球なら、いまボクがいるのはどこなんだろうと。
ガガーリンは言った。
「神はいなかった」
神はおそらく人間の形ではないのかもしれない。
それこそビッグバンの様に形は無く、ものすごい速さで広がり続けているのかもしれない。
人はなぜ宇宙に行くのだろう。
ある日ラジオを聴いていたらこども電話相談室である少年がこんな質問をしていた。
なぜ人間は宇宙に行くのですか?
と。
すると先生は、
地球を良く知るためだと思いますと答えた。
その先生は、こんな事も言っていた。
宇宙へ飛びだって1日目は地球を見て住んでいる国がどこか見る。
2日目は自分の住んでいる大陸がどこか見る。
3日目で地球全体を見るようになる。
と。
なるほどと思った。
私は宇宙へ行けるだろうか。
たぶん無理だろう。
アポロ11号が月面着陸してから40年以上経つ。
子供の頃はきっと21世紀には火星に人が降り立つだろうと考えていた。
と言いつつ、21世紀になる前にノストラダムスの大予言どおり地球は滅亡するとも本気で思っていたが。
結局どっちも実現しなかった。
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