KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

サザエさん症候群

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 日曜日の夕方から深夜に「翌日からまた通学・仕事をしなければならない」という現実に直面して憂鬱になり、体調不良や倦怠感を訴える症状のことを俗称で「サザエさん症候群」という。

 

 

  もうずっと毎週日曜日が休みの仕事に就いてはいないのだが、昭和のころであったら思い当たるフシがある。だが僕の場合はまだサザエさんは時間が早いので、その症状はあらわれない。

 

 あらわれてくるのは大体、日本テレビ系列で19:30からやっていた「すばらしい世界旅行」が終わって、「この木なんの木」のCMが流れてくるあたりである。たかが1時間されど1時間なのだこれが。むしろ子どもから大人に成長していく過程なのだ。

 

 

 いまこの時間は、あの「鉄腕DASH」がやっているが、いまとむかしと比べてみると、いまは芸能人がいっぱい出てくるなあと感じる。もうカオスの様相である。それはそれでいいのだが。

 

 ただひとりでたたずむ日曜日の夜、孤独感のなかにいるとき、久米明さんのナレーションが心地よく心を包んでくれた思い出があって、懐かしく思えるのだった。

 

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、僕は君の傍にいる。