KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

朝ラーメンの誘惑

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 仕事がら夜勤があるのさ。その日は6:30に終わる。そしてこの時期は寒空の中、バイクで風を切りながら帰ってくるんだ。途中綾瀬と藤沢をつなぐ陸橋に、温度計があるのだけれど、こないだは7:00で4℃だったよ。

 

 その橋からさらに15分ほど走ると、のれんがたれさがっているラーメン屋があるんだ。赤い看板のラーメンショップさ。6:00開店だって。こう寒いと引きこまれるように入ってしまうんだ。

 

 券売機に朝ラーメンというボタンがついていてね、半ライスがサービスでついて450円なんだ。朝からラーメンを食べるなんて背徳感があるのだけれど、それも湯気と温もりでかき消されてしまうのさ。

 

 ああ。もうあとは帰って寝るだけだというのに。バカバカバカ。これじゃ体にいいわけないよ。わかっちゃいるけどやめられない。そういうことだよ。どういうことだろうね。

 

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、僕は君の傍にいる。