KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

新・高木ブー伝説まだまだ続く

 Twitterのトレンドに《高木ブー》とあったので、まさか!何かあったのではないかと心配してしまったのだが、なんてことはない、今日3月8日はブーさんの誕生日であった。御年89歳まだまだお元気そうだ。

 

 つい先日もバラエティ番組に出ていたのだが、きちんと体が名を表していた。髪の毛もあって若々しい。5人が3人になってしまったけれども、そのぶんほかの2人にだけ任せることはせず自己主張していた。

 

 管理人が物心ついたころにはすでに、全員集合でただいるだけの存在になっていた。いるだけでもう《高木ブー》として絵になるのだが、ほんとうにただ絵になるだけ。なにか自分のギャグを言うわけでもなく、決められたセリフを言うだけ。

 

 CSで当時の全員集合を観ていると、ブーさん、なんかつまんなさそうなのだ。いまの方がむしろ楽しそう。おそらくこれは、当時の忙しさに起因しているのだと思われる。

 

 昭和40年代のドリフは音楽しまくっていた。まだ荒井注さんがいた当時、全員集合の中でもドリフは音楽をしていた。それが注さんがドリフを抜け、志村けんさんが新メンバーになって、しばらくするとコントをするだけになってしまった。

 

 8時だよ全員集合は、土曜20時から生放送だった。作りこんだコントをきっちり稽古して臨むものだから忙しい。人気も絶頂だったから、なし崩しにドリフが音楽をしなくなっていった。ブーさんは音楽が好きな人だからこそ、モチベーションが落ちていったのではないか。

 


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 ほらもう音楽やってるときは楽しそうでしょうブーさん。そして全員集合が終焉を迎えブーさんは、ウクレレ片手に音楽に回帰した。そして89歳のいまも音楽をしている。音楽はブーさんの命を長らえさせているに違いない。伝説はまだまだ続く。

 

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、僕は君のそばにいる。