KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

映画の興行成績の一つや二つで若手女優の将来性を否定されてたまるかバカ

 8日、本田翼主演の映画『少女』が公開され、公開初週の映画ランキングで第11位とベスト10圏外だったことがわかった。

(中略)

 特に由紀役を演じた本田の演技力については、「演技が不自然すぎる」「わざとらしくて、まったく感情移入できない」「見るに堪えない」と酷評が相次いでいるようだ。

(中略)

 主演した映画が2本連続でトップ10圏外スタートになっている本田。映画や連続ドラマでの主演から、遠ざかってしまわなければいいが。

http://netallica.yahoo.co.jp/news/20161016-68852130-cyzowoman

 そもそも映画の興行成績が悪かったのは、主演女優が悪いからではない。いろんな要素があって、奮わなかったのだ。また興行成績が悪いからといって、その映画の出来が悪かったのかというとそれも違う。そのまた逆もしかり。

 だからこのサイゾーウーマンのようなネットメディアごときが、ことさらとりあげて、本田翼という一女優の”サゲ記事”を書くことじたいナンセンスなのである。なんでごときなのか。それは書いている自分らは興行成績であったり、視聴率なんていう評価対象がないのだし、こういう記事を書いて広告収入を得ることは因縁づけのタカり行為に過ぎないからだ。

 そんな”ごとき”のサイゾーウーマンが、”主演から遠ざかってしまわなければいいが”なんて書くのもしらじらしいにもほどがある。そこまで貶しておいて、どの口が言っているのかと。そもそもおまえは映画をみたのかと。他のヒトがそう言っているからそうなんだって?他人はいいから自分が観て論じろ。 

 さいごに。映画でもなんでもそうだが、”バカが見ないもの”というのは存在する。そして”バカがみないもの”が人間社会のトップにくるということはない。だからバカであるサイゾーウーマンのこの記者はハナから観ないでこうして一女優を評価しているのであった。

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、僕は君の傍にいる。