いまや錦織圭選手の活躍もあって、日本でも注目されているテニス。彼の影響もあって、テニスをやろうという子も増えたのではないだろうか。ただ昭和の時代も多大なる影響力で、テニスをやろうとする子を増やした存在がある。
それがマンガ「エースをねらえ!」である。アニメにもなったので、マンガは読んでないけどこっちは観たという昭和50年代少年少女もいるであろう。実は当管理人もこの作品の大ファンで、どちらもみていた。
アニメの方は昭和48年(すなわち当管理人の生まれた年)の放送なので、小学生のころに再放送で観ていた。昭和のころは、アニメの再放送がよくやっていたのだ。主題歌も大杉久美子さんのハツラツとした歌声がいまでも印象強く残っている。
ところで、オープニングの方の歌詞に、”私は飛ぼう 白いボールになって”という箇所がある。硬式テニスのボールって黄色じゃないかと、いまの若いヒトはお思いにならないだろうか。
実はむかしはテニスボールが白かったのだ。それが1970年にまず全豪テニスで黄色に変わり、伝統を重んじるウインブルドンでも1986年に変更となった。しかし今でも白いテニスボールを使っている”分野”がある。
そう。硬式テニスがあるということは、軟式テニスというのもあるのだ。軟式のボールはフニャフニャしていて、打っても音に迫力がない。硬式が”スコーン”というかんじとするならば、軟式は”パコーン”なのである。
当管理人も高校のクラブ活動でやっていたのだが、”なにかがちがう”感がありありだった。軟式のコートしかないという、県立高校の悲哀である。
今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、僕は君の傍にいる。