やがてあなたは星になる、そしていずれ僕らも後を追う

ブルーザー・ブロディ 1988年 ※亡くなられた年

A・ジャイアント    1993年

ジャイアント馬場   1999年

ジャンボ鶴田     2000年

ラッシャー木村    2010年

アントニオ猪木    2022年

テリー・ファンク   2023年

 

 子供の頃に団体を問わず、熱心に観ていたプロレス中継。プロレスラーは超人だった。でもあれだけ強かったレスラーたちも実は人間で、これまでたくさんの訃報に接してきた。むしろ激闘の代償として早く亡くなる人が多い。

 

 こうして並べてみると、いや他にも好きなレスラーはたくさんいるのだけれど、子供の頃に観ていたレスラーの多くがもう亡くなっているといことに改めて気づかされる。

 


www.youtube.com

 

 それでも2024年時点でまだご存命のお三方。アブドラ・ザ・ブッチャーとマスカラスとドスカラスの兄弟。この動画はブッチャーの引退式の模様であるが、昔は血みどろの抗争を繰り広げていたブッチャーとマスカラス兄弟が抱擁しあっているのが感慨深い。どっちも当時大好きだったから余計に。

 

 プロレスがいまやショーであるのはわかっているけど、年老いて《和解》している姿を観ていると自分も年老いたんだなと実感する。あの死闘は子供の頃に見た幻想だったんだなって。でもこうした姿を見ていると、年老いたからこそ嬉しい気持ちになれる。

 

 いつかマスカラス兄弟もブッチャーも星になる日がくる。そして自分も後を追う。それが摂理というものなのだ。

 

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、僕は君のそばにいる。