前衛アングラ芸人・きぐるいツネちゃん(明智半平太)のブログ「昭和50年代少年のKOTOBASM」

僕たちが生きてきた証のことば。それはイズムそのものである。

24時間テレビの”あの時間”を回顧する【笑点】

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 ちょうど先週にやっていた日本テレビの24時間テレビ。佳境になろうとする時間帯に「笑点」がはじまる。ここ最近は大喜利のコーナーの座布団運びや小道具を渡す役に、有名若手女優が登場するようになった。

 

 それにまつわるお約束に、その女優ではなく、座布団運びの山田隆夫が座布団や小道具を持っていくと、出演者たちが全力で嫌がるというのがある。このときの三遊亭小遊三師匠といったら、御年70とはおもえぬような男の色気が発せられるのであった。

 

 もうふだんの大喜利からして、男の色気むんむんであるというのに、この暑いさなかの24時間テレビにおいて、それが出てくるのだからたまらない。あれは僕も見習わなければとつくづく思う。さすが落語芸術協会副会長。および便器でお尻を拭く会長だ。

 

 その陰でマイペースを貫く出演者もいる。それが林家木久扇師匠である。他の出演者がハードなリアクションを敢行するなか、師匠だけは”僕はどっちでもかまわないよー”というかんじで、のほほんと構えている。もはや仙人のようだ。

 

 そしてやることもふだんどおりでブレがない。24時間テレビどうこうも関係ないのだ。さいきん木久蔵ラーメンネタをあまり見かけないのは少し淋しいけれども。そういえばもうお店もやってないし。僕が子どもの時分、桂歌丸師匠と三遊亭小円遊師匠の”ハゲとバケ(モノ)”の争いとならんで好きなネタであった。

 

 もし師匠になにかあって降板となってしまったら、もう”自分のなかでの笑点”は終わりだなあ。そのようなことを考えていた夏の夜であった。

 

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、僕は君の傍にいる。