ハードボイル道 ~酒と泪と哲学と昭和ネタの日々~

とは言いつつふだん酒は飲まないのであるが。

当時ぼくらの血はエロスでできていたの


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 先日みうらじゅん先生の個展に行ったら、先生がコレクションしていた、シングルレコードのジャケットが展示されていた。そのなかでひときわ美しく輝いていたのが、”ノーパン喫茶の女王”ことEVEさんのジャケットであった。懐かしさがこみ上げてくる。

 

 とはいっても僕がファンだったというわけではない。高校時代の友人が好きだったのだ。そのカレにいっしょに付き合ってくれといわれ、千葉県茂原市というところにあるアダルトビデオ専門店に行った。

 

 そこでカレはアルバイトをして貯めたであろう、EVEさんの”18禁”ビデオとけっこうな額のお金を持ってレジに向かった。そこでなぜか言わなくてもいいのに、「高校生なんですが買ってもいいですか?」と店員さんに聞いてしまった。

 

 まあしかしそこは商売ということなのか。店員さんはなにもいわずに売ってくれたのであった。なんというおおらかな時代であろう。昭和末期のハナシである。ていうかひとりで買いに行けよ鵜沢。

 

 などと名前まで言ってしまったが、茂原とかあのへんには、鵜沢という苗字のヤツはたくさん絡み合ってタタミイワシのようにうじゃうじゃいるので、まったくおかまいなしなのである。

 

 それにしてもみうらじゅん先生はさすがだ。シングルレコードを買うというところが粋である。僕らとはレベルが違う。おとなだ。当時のガキんちょにはそういうセンスはなかった。

 

 ところで現代は残酷である。記事を作成するのに、EVEさんのことを調べたのだが、かんたんにインターネットで情報を得られたのはいいのだが、”本名・勝又君枝”といういらない情報まで知ってしまった。嗚呼…高校生のころにもどりたい。

 

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、僕は君の傍にいる。