KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

インスタントラーメン戦争

 そのむかし。お笑いスター誕生というお笑い番組があって、よく出ていた出演者に、ミスター梅介という芸人さんがいた。彼の持ちネタのひとつに、インスタントラーメンの種類を全部言うというのがあった。

 

  まだそれほど種類の多くなかった昭和50年代後半のハナシだ。いまや数えきれないほどの種類のインスタントラーメンが生まれ、なかにはひっそりと消えていくものもある。

 

 

 先日このYouTube動画をみて、カチンときた。最強?たかだか5種類チョイスしたぐらいで、最強を決めるとかいってくれるなと。日本人のインスタントラーメンにたいする思い入れというのは、根深いものがあるのだ。

 

 しかもその5種類の選び方なに?5種類でないとダメなら、ド定番を選んでくれ。サッポロ一番ひとつとっても、塩・しょうゆ・みそでヒトそれぞれ意見がわかれるというのに。東京人はうまかっちゃん?個人的嗜好を押し付けないでくれ。

 

 個人的嗜好をあたかも多数派の代表であるがごとくに語るニンゲンには腹が立つのだ。作り方や入れる材料も重要だし、ナイーブな問題なのである。

 

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸がつづくかぎり、僕は君のそばにいる。