昭和から平成にかけてのころは、いまの皇太子殿下のお妃さまが誰になるのかという話題が、週刊誌やテレビのワイドショーなどで、よく話題になっていた。それはまさに、”ひらかれた皇室”を象徴するかのような現象であった。
しかもそのあいだに、皇太子殿下よりも先んじて、弟の礼宮さま(いまの秋篠宮殿下)が川嶋紀子さんとご成婚され、「紀子さまフィーバー」が起きるということもあった。
昭和61年(1986年)ごろからこうして話題になって、それから雅子さまが婚姻相手と決まったのが、平成5年(1993年)である。先帝陛下の崩御もあり、かつ慎重にすすめなくてはならない話であるとはいえ、けっこう長くかかったのだなというかんじだ。
しかし考えると、このころはまだノホホンとしていたのだなという感じだ。いまや雅子さまも体調のことなどで大変だし、皇室の今後も大変なかんじだし。よい方向にむかっていただきたいものだが。
今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸がつづくかぎり、僕は君のそばにいる。