KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

NHKから国民を守る党の立花孝志とネットリテラシーについて思われる

 ネットリテラシーとは、「インターネットの便利さと脅威、ルールを理解し、適確な情報を利用して、よりよい情報発信をすることができる能力」という意味である。”結局それってなんだ?”とも思われるであろうが。

 

 ひとついえるのは、有名人や有力者がインターネットを利用して発信することにたいして、その影響力と、それに乗っかる匿名無名人たちの発信するコトバに気をつけろということだ。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

 この引用記事において、とりあえず2つの問題点をあげたい。1つめにまず、立花孝志が有権者を侮辱したという点である。これがまさに彼の大義名分なのであるが。ちょっと待ってほしいのだ。有権者というと、支持していない僕も含まれてしまう。

 

 ここに立花とその支持者のレトリックがある。”有権者を”といってコトバを独り歩きさせることによって、数を多く見せ、あたかも多くのヒトを侮辱したかのように錯覚させようとしているのだ。こちらにしたら”支持者”っていえよというハナシである。

 

 もう1つは「パニックでマツコが番組を降りたいと…」という部分である。彼は内部情報と言っていたが、それだけでなんの根拠も示していない。こういう不確かな、検証もしていない情報を流布しているのだから、あきれるばかりだ。

 

 こういうニンゲンにはたして国会議員の資質があるのか。疑問だ。

 

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸がつづくかぎり、僕は君のそばにいる。