KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

ラーマ奥様インタビュー


ラーマ奥様インタビュー【昭和CMで思い出に浸ろう】

 いろいろな奥様が登場するけれども、みんなが共通して言うのは、うちではいつもラーマを使っていますということ。子どものころは、なにげなく観ていたけれども、大人になったいまとなっては、わざとらしさを感じてしまう。

 

 電気カミソリのCMで「今朝剃ってきたんですけどね~」というのもあった。これも同類だ。しかし汚れた大人になってしまったなあ。これは子どものころ自分の家がいつもネオソフトだったのも要因としてあるのかもしれない。

 

 もう一つ思われるのが、ゴールデンソフトでもネオソフトでも焼いてないパンに塗ってもあまりおいしくないだろうということ。動画に出てくるしゅんちゃんも同じような感想だったのではないだろうか。

 

 この一般人を出してのわざとらしさと実演の手法は、脈々と現在の通販番組に受け継がれていると思われる。ただ、いまの通販番組に出ている人は、押坂忍さんの一見売ろうとはみえない、さり気なさを参考にするべきだ。見事にわざとらしさを中和している。 

 

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、僕は君のそばにいる。